Evernoteの翻訳
Evernoteの日本語版がスタートしたというので、早速登録したのが、数ヶ月前。iPhoneアプリも入れたものの、まだ余り使いこなすほどまで使っていません。。
でも、Evernoteの日本語版のすごいところは、なんといってもクラウドソーシングで日本語版をつくってしまったところです。
http://translate.evernote.com/
各国語の翻訳状況のポータルです。
つまり、翻訳に携わったのは、みんなEvernoteのファンであるボランティア。翻訳ツールも提供し、日本語版だけではなく、世界の各国語版をリリースしています。
これからは、翻訳もクラウドソーシングで行われて行く事例が増えて行くかもしれません。画期的だなあと思いました。私も参加したいと思ったときには時既に遅し。既にほとんどの翻訳が終わった後でした。残念。
ただ、クラウドソーシングで世界各国版をつくるのに、なかなか大変そうなのが、翻訳後の言葉のニュアンスやトーン&マナーをどうするのか、というところ。そして、最終的なクオリティのコントロールを誰がやるのか、ということ。
翻訳プロジェクトにはチームを取りまとめるリーダー(コーディネーター)がアサインされ、基本的にはその人がその役割を担うことになるようです。またStyleGuidelineもベーシックなものが用意されています。
Twitterにしても、このEvernoteにしても、わりと直訳調な日本語が目立ちます。でも、クラウドソーシングや機械翻訳を取り入れながら、こうした文体が逆にウェブ上で認知されていくことも、もしかして、近い未来なのかもしれないなあ。
やはり、きちんと翻訳されたサイトのほうがしっくりくるし、誤解も少ないと思うけれど、こうした方式を割り切る潔さが、逆にすごいなあ、と感心してしまいます。
Evernoteのログイン画面
ちょっとドキッとするような日本語が並びます。
サインインして、すべてを記憶し始める
忘れないでください。次のバージョンも利用可能です:
ドキッとしませんか?(笑
でも、すべてを記憶し始めるというのはEvernoteのコンセプトを表してますからね。
1週間サインインし続ける
という日本語にちょっとびっくりしました。
日本語で一般的なのは、「ログイン状態を1週間保持する」といったものなので。
サインインという言葉も、日本では恐らく、ログインのほうが一般的な気がします。
EvernoteもTwitterも、ツールとして充分魅力があるから、翻訳が直訳でも、普及するし使われる。面白い例だなあ、と思います。
続 Twitterのローカライズ 不思議なメッセージ
最近、毎日ヘビーに使っているTwitterですが、また不思議だなあと思う日本語に気がつきました。
余り注意深くみているわけではないですが、ときどき不思議な日本語(翻訳)はキャプチャーをとって残しています。
ログアウトした状態で、表示される右サイドの新規登録を促すメッセージ。
今おこっている事の情報?
なんとなく不自然だなあ、と思って、オリジナルの英語を見ると、
Twitter is a rich source of instant information.
これの、instant informationの訳だったんですね。確かに日本語で直訳できないから難しいかもしれません。
どちらも、意味は通じるけれど、日本語として不自然で冗長になってしまっています。下の段の
フォローする人を選択して、Twitterをカスタマイズしましょう。そうすることで、フォローした人たちが投稿すると、すぐに彼らのツイートを見ることができます。
これも、くどい感じがしますね。
日本語的に自然にするなら、どんなふうになるでしょう?
例えば、
自分の好きなユーザをフォローしましょう!フォローしたユーザのツイートがすぐに表示されるようになります。
とか?
用語的には、
twitterは、日本でも twitter
tweet → ツイート
follow → フォロー
follower → フォロワー
retweet → リツイート
timeline → タイムライン
と、用語が統一されているようです。
つぶやきという言葉は、正式な言い方としては使われていません。
また、面白いなあ、と思うのは、Twitterは、当初日本での正式名称として「ついったー」というひらがな名称を使っていました。
私の知人が、Twitterのローカライズは、日本独自に展開していて興味深いと言って感心していたものです。それが、最近では全部Twitterに統一されていました。方向転換があったのでしょうか?
その名残で、Googleで検索するとひらがなの「ついったー」でも結構ひっかかります。私は、何度か、わざと、ひらがなでブログを書いたりツイートしたりすることがあります。意識的に。昔はオフィシャルだったし、ということで。
ローカライズや翻訳って、奥が深いなあと思います。
Twitterの翻訳 メッセージ
Twitterで、ログインしていない状態で、フォローしていない人のアカウントを開くと、こんなメッセージが表示されます。
毎回、突然出てくるこのメッセージに、意味がわからず一瞬ドキッとしてしまうのは私だけでしょうか?
こういった、英語の直訳調の日本語が、最近とても多くなりました。敢えて、本来の英語の意味を伝えようとしているのかもしれませんが、やっぱり、日本語として違和感があってあまり気分の良いものではないと思います。
Twitterは、情報をいとも簡単に提供できる、操作性の豊かなオンライン・ソフトウェアです。驚くほど広範囲な分野のトピックが、随時 手軽に提供できるのです。今日 参加してフォローする。
機械翻訳なんでしょうか・・・。
情報をいとも簡単に提供できる?
操作性の豊かなオンライン・ソフトウェア?
驚くほど広範囲な分野のトピックが?
日本語としてはどれも不自然ですね・・。
また、気になる翻訳、取り上げて行きたいと思います。
面白翻訳「有用な猫用具である」
http://www.infocentral.jp/daunrodo/catcount-trados-translators-workbench-7/60563.htm
機械翻訳とTradosについて調べていてたどり着いたサイト。
このページも思いっきり機械翻訳されているのですが、誤訳具合がおかしくて・・・。
CatCountという文字数をカウントしてくれる翻訳補助ツールについてのページです。その説明文が以下。
CATCount は有用な猫用具である。CATCount は1 つの容易な数に複雑な猫の機構の翻訳によってコンピュータによって助けられる翻訳仕事の会計を楽にする。その上に、それは元のwordcounts とともに使用された猫の機構の印刷及び輸出に大きい特徴、及び生じるCATCount を提供する。Trados のWordcount の分析の丸太は自動的に処理される。Trados 2 。5 、Trados 3 。0 、Trados 5 。0 、Trados 5 。5 、Trados 6 、Trados 6 。支えられる5 及びTrados 7 。
Catが猫と直訳されていて、「有用な猫用具」「複雑な猫の機構の翻訳」「猫の機構の印刷」と、もう意味不明・・・。翻訳補助ツールの説明だけに、その機械翻訳がこれとは・・・。
有用な猫用具って「いったいどんなものなのかなあ?」と想像するだけで楽しくなってしまいました。(笑