Global Web Writing Study Room

グローバルなwebライティングや翻訳についての自習ルーム。海外の面白そうな記事のサマリー翻訳なども掲載します。

Evernoteの翻訳

Posted on | July 28, 2010 | No Comments

Evernoteの日本語版がスタートしたというので、早速登録したのが、数ヶ月前。iPhoneアプリも入れたものの、まだ余り使いこなすほどまで使っていません。。

でも、Evernoteの日本語版のすごいところは、なんといってもクラウドソーシングで日本語版をつくってしまったところです。

http://translate.evernote.com/
各国語の翻訳状況のポータルです。

つまり、翻訳に携わったのは、みんなEvernoteのファンであるボランティア。翻訳ツールも提供し、日本語版だけではなく、世界の各国語版をリリースしています。

これからは、翻訳もクラウドソーシングで行われて行く事例が増えて行くかもしれません。画期的だなあと思いました。私も参加したいと思ったときには時既に遅し。既にほとんどの翻訳が終わった後でした。残念。

ただ、クラウドソーシングで世界各国版をつくるのに、なかなか大変そうなのが、翻訳後の言葉のニュアンスやトーン&マナーをどうするのか、というところ。そして、最終的なクオリティのコントロールを誰がやるのか、ということ。

翻訳プロジェクトにはチームを取りまとめるリーダー(コーディネーター)がアサインされ、基本的にはその人がその役割を担うことになるようです。またStyleGuidelineもベーシックなものが用意されています。

Twitterにしても、このEvernoteにしても、わりと直訳調な日本語が目立ちます。でも、クラウドソーシングや機械翻訳を取り入れながら、こうした文体が逆にウェブ上で認知されていくことも、もしかして、近い未来なのかもしれないなあ。

やはり、きちんと翻訳されたサイトのほうがしっくりくるし、誤解も少ないと思うけれど、こうした方式を割り切る潔さが、逆にすごいなあ、と感心してしまいます。

Evernoteのログイン画面
ちょっとドキッとするような日本語が並びます。

サインインして、すべてを記憶し始める
忘れないでください。次のバージョンも利用可能です:

ドキッとしませんか?(笑
でも、すべてを記憶し始めるというのはEvernoteのコンセプトを表してますからね。

1週間サインインし続ける
という日本語にちょっとびっくりしました。
日本語で一般的なのは、「ログイン状態を1週間保持する」といったものなので。
サインインという言葉も、日本では恐らく、ログインのほうが一般的な気がします。

EvernoteもTwitterも、ツールとして充分魅力があるから、翻訳が直訳でも、普及するし使われる。面白い例だなあ、と思います。

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